派遣として働くメリット・デメリットとは?派遣社員特有の魅力を解説!派遣も悪くない。

困った女性-1

正社員・契約社員・派遣の働き方って具体的に何が違うの?
それぞれ異なった働き方があるのは知っているけど、それぞれの善し悪しがわからないと自分に合ったものがわからない。

今回は、派遣社員の働き方のメリット・デメリットについて解説していきます。一般的にネガティブなイメージの方が多い派遣ですが、実は働き始めると「派遣の方が良かった」という人も結構います。

転職前の一つの指標としてください。

人によっては派遣がベスト!自分に合った働き方を見つけよう!

派遣で働くメリット

派遣で働くメリット

メリット①:残業が少なくプライベート重視の生活を作れる

勤務時間が「〇時〜○時まで」と個別契約書・労働契約書で決められているので、自分で残業時間を調整しやすいです。また、基本残業代も支給されるので、ちょっと稼ぎたいなというときも融通が効きます。

突発的な休日出勤もほとんどないので、ワークライフバランスを整えたい方にはおすすめです。アフター6や自分の趣味を楽しんだり・スキルアップの時間も十分に取れます。

筆者も派遣社員時代、月の残業時間が5時間ほどしかなかったので、毎日2-3時間ほど勉強する時間があったので資格取得なども積極的に行えました。

メリット②:キャリアチェンジで未経験からでも始められる

悩んでいる女性の画像

キャリアチェンジしたいけど未経験から始める方法がわからない。なかなか採用してくれる企業が少ない。

営業・事務・エンジニアなど今まで経験したことがない職種に挑戦するときは、派遣会社に在籍することで、未経験からでも実務に就くことができます

メリット③:さまざまな仕事を経験できる

派遣会社に在籍をしていれば、さまざまの業界・職種から仕事を選ぶことが出来ます。大手・ベンチャー・外資系など会社の特徴で選ぶもよし、勤務地で選ぶもよし、職種で選ぶもよし。

もちろん選んだ仕事が必ずできるわけではありませんが、選択肢の多さは大きなメリットになるでしょう。

派遣で働くデメリット

派遣で働くデメリット

デメリット①:契約期間があり途中で仕事が変わる可能性がある

短期・長期含め派遣は基本的に【契約期間】が存在します。それが終わったら別の仕事を探さなくてはいけません。もちろん、能力が評価されれば直接雇用のチャンスや契約継続がありますが、確定されているわけではないのでリスク一つでしょう。

デメリット②:能力によって給与に差が出る

未経験で始めるときはやはり給与が安いです。大体、時給1,000〜1,500円ほどが相場です。しかし、専門のスキルなどを身につけている人だと時給1,500〜4,000円程度と一気に高くなります。

時給が高い=求められるものが高い=競争率も上がる

デメリット③:責任がある仕事を任せられるチャンスが少ない

仕事の範囲が明確であるが故に、契約以外の仕事は範囲外となり責任のある仕事や応用的な仕事を任せてもらえないことが多くあります。出世して稼ぎたいなど仕事にやりがいを求める方は、物足りなくなる可能性があるかもしれません。

単調な仕事が苦手だったり、業務推進を積極的にやっていきたいと考える方は、モチベーションが維持にしにくく、退屈に感じると思います。早めに正社員としてフルに活躍したいと考える人は、派遣期間6ヶ月を経て正社員雇用に切り替える【紹介予定派遣】がおすすめです。

派遣で募集している職種

派遣で募集のある職種

事務職

一般事務、総務事務、営業事務、受付、秘書、貿易事務など未経験からでもチャレンジできるものがあります。デスクワークでキャリアを作っていきたい人は事務がおすすめです。

未経験でも派遣で事務職を始める王道ステップ – The Career

コールセンター

ヘルプデスクや問い合わせセンターなどの受電業務、アポイント獲得や電話営業など発信業務があり、声だけによる対応力が必要です。また、タイピングをしながら電話対応が必要なので、コミュニケーションとPCスキルをつけたい方におすすめ。

販売・接客サービス

携帯ショップや家電量販店、百貨店やファッションビルなど数多くの業界で挑戦できます。働く環境によっては営業要素が強いところもあるので、自分の対人スキルを磨き上げたい方におすすめです。また、お客様から直接感謝の言葉を言われるのでやりがいも大きな仕事です。

営業職

新規開拓やルート営業、訪問販売やインサイドセールスなど形態は様々ですが、自社の商品・サービスを提案して契約をとり売上に繋げる仕事です。接客同様、対人スキルが求められます。さらに、売上という目に見える数字を追うので、目標設定と行動力が必要です。営業ができれば様々な職種にチャレンジしやすくなります。コミュニケーション、契約書締結、スケジュール管理、見積作成などビジネスの基本スキルを身につけたい方はおすすめです。

ITエンジニア

SE・プログラマー・WEBデザイナー・CADオペレーターなど専門的なスキルが求められます。その分時給も高く、在宅勤務や私服勤務など自由なスタイルで働けるため人気もあります。プログラミングスキルなど手に職をつけて働きたい方におすすめです。

軽作業・工場勤務

工場によるライン勤務、オペレーション、管理業務や点検、仕分け作業など裏方の仕事となります。自動車整備など専門的な資格などを持っていると有利な場合もあります。コツコツとものに向き合うことが好きな方におすすめです。

派遣には2種類ある

派遣には2種類ある

派遣社員には大きく分けると、「無期雇用型派遣」「登録型派遣」の2種類があります。それぞれ特徴があるので簡単に説明していきます。

無期雇用型派遣

無期雇用派遣とは、派遣会社と派遣スタッフの間で期間を定めずに雇用契約を結ぶことを言います。派遣会社の採用選考に応募し、選考を通過する必要があります。派遣スタッフは、派遣先が決まっていない状態でも派遣会社に雇用されている形になります。正社員派遣などと言われることもあります。

登録型派遣

登録型派遣では、派遣を希望する労働者があらかじめ派遣元に登録しておき、派遣の都度、派遣元と有期雇用契約を結び、派遣期間が終了したら、労働契約も終了するシステムになっています。採用選考はなく、派遣スタッフは派遣先の会社を紹介してもらえるように、事前に登録をしておくという仕組みです。

派遣のメリットを最大化できる人の特徴

派遣のメリットを最大化できる
  • プライベート重視の人
  • 期間を決めて働きたい人
  • 様々な仕事に挑戦したい人
  • 自分のスキルを仕事で発揮したい人

プライベート重視の人

勤務時間がコントロールしやすく、人間関係のしがらみが少ないというメリットがあるため、プライベート重視の人に合っていると言えます。正社員でも残業が少ない職場もありますが、実際にどのくらい残業をするのかは入ってみないと分からないものです。時短勤務やリモートワークなど働き方も多様になってきたので、ワークライフバランスを整えたい人におすすめです。

期間を決めメリハリをつけて働きたい人

労働時間や休日などある程度柔軟に決めることができるので、自分のライフスタイルに合わせた働き方をしたい人は向いているでしょう。今は、副業や複業も多様になってきております。自分なりの働き方を見つけたい方にはおすすめです。

様々な仕事に挑戦したい人

色々なことに興味が持てる好奇心旺盛な人も、派遣社員のメリットを最大化できるでしょう。ある程度、職種を選ぶことは可能ですが、同じ職種でも働く企業によって業務内容や仕事の進め方など色々な経験が積めます。
柔軟で好奇心旺盛なタイプのほうが、派遣としてはうまくいく傾向が強いです。

また、20代の若い層には「自分には何が向いているかわからない」と感じる人が多いと思います。そんな方には、派遣として多くの経験を積むこともおすすめです。様々な仕事を通して自分の適性を見極めるのも一つの選択肢でしょう

自分のスキルを仕事で発揮したい人

派遣は個人のスキルや経験によって、条件を交渉できるのが魅力の一つです。スキルを発揮できる仕事をしたいと思っている人にも、派遣は最適な働き方と言えます。資格が必要な仕事や高いスキルが求められるような仕事は時給も高くなりますし、成果に応じた手当や賞与が用意される場合もあります。
自分の能力やスキルに自信があり、自由な働き方を望んでいるの方にはおすすめです。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新の情報をお届けします