この記事にたどり着いたということは、あなたは仕事で大きなステップアップに挑戦しようとしている瞬間ではないでしょうか。
初めて後輩ができた。初めて部下を持ち、チームの責任者になった。「うまく人間関係築けるか不安だ。でも、せっかくもらったチャンスを活かして活躍したいな。」などなど。
そのような前向きな姿勢のあなたに向けてお伝えします!
今までとは違う環境、立場は必ずあなたに成長の機会を与えてくれるでしょう。
この記事は、起業と会社員の両方を経験した私が見て来た、この人と働きたい!理想の上司の特徴について詳しく解説していきます。
明日から実践できることもたくさん載せているので、ぜひお試しください!
【記事の内容】
- 理想の上司になることのメリット【4つのポイントを紹介】
- 【実践】理想の上司になるための鉄則【理想の上司が優れているのは人柄だけではない】
- 理想の上司には、一段高い理想が必要【読んでほしい本の紹介】
今回は、割と暑苦しい内容です。笑 ただ、明日からの職場での振る舞いは確実に変わってくると思います。
ぜひ最後までお楽しみください。
理想の上司になることのメリット【4つのポイントを紹介】

結論、部署や会社、業界など関係なく、その人と仕事がしたいと思われるファンができることです。
すなわち、自分に関わってくれた人が人生での味方になってくれるということです。
最初からかなり暑苦しいですよね。笑
ただ、ファンを作る、信頼関係を作るというのは上司でなくても必要なことです。ここでは、そのファンを作ることで得られる”特有のメリット”をご紹介します。
たこれはプライベートでも深い交流を持つという意味ではなく、あくまで仕事ベースで考えます。以下で、詳しく解説していきます。
わかりやすくするために、素晴らしい理想の上司をAさんとします。
理想ポイント1:上司Aさんの元に異動希望者が殺到
これは私の実体験からです。営業時代に、とある上司の評判がすこぶる良く、その人が来てから売上が激増したなどの評判が出回っていました。
私は、その上司に会うまでは何がすごいのだろうと疑問に思っていました。しかし、実際に会ってみると仕事はできるし、話は面白い、人をやる気にさせて動かすのがうまい。まるで、映画の登場人物かと思うような人でした。
隣の芝生は青く見えると言いますが、そんなもの関係なくその上司の元で働きたいと希望を出しました。あとでわかったことですが、他にも多くの人が希望を出していたようです。
そのため、優秀な人材はその人の元に集まり、さらに成績が上がる良い流れを作れます。
理想ポイント2:直接取引がない顧客や会社が、上司Aさんの噂を聞きつけ仕事を頼むようになる
社内の評判は次第に社外へと広まります。すると、その話を聞いた取引先が会いたい、話を聞きたいなどと周囲の人に上司Aさんとのアポセッティングを依頼する。
あらかじめAさんの良い評判を聞いていることで、仕事の依頼や契約はスムーズに行いやすくなります。その会社や担当者との相性にもよりますが、あとはいつも通り仕事を進めていくだけ。
Aさんは通常業務をしていただけで、新規開拓や見込み客へのアプローチが可能になる。もちろん、それに伴い売上が上がりさらに良い理想的な流れを作れます。
理想ポイント3:ヘッドハンティングや昇進、昇給などチャンス到来
ここまで来ると社内での評価は、ほぼ確立した状態です。昇進、昇給はもちろん、業界や関係者から話が広がり、より待遇の良い理想の職場にヘッドハンティングされる可能性もあります。
これは言うまでもないですね。あらゆる面でステップアップが望めます。
さて、ここまでは割と想像しやすい内容を紹介して来ました。
実績や成果は、転職する時に誇れるものです。さらに、自分の経験を仕組み化して、他の部署などにも適用させ実績を出すことができたら、普遍性があり説得力があることを証明できます。
それは上司Aさんの市場価値となるのです。社内だけでなく、世の中から見て価値が高いと評価をもらえます。
この市場価値を高めることはとても重要です。しかし、今回はもう少し深く考えて見ます。先ほど紹介した3つのポイントは、目に見えるわかりやすいメリットでした。
ただ、実は目に見えるメリットより、目に見えないメリットの方が大切だと私は思います。
理想ポイント4:【超重要】一緒に仕事をしてくれた人たちとの繋がりやそこで得た経験こそ最大のメリット

売上や利益を上げ、出世して、給与が上がることは、仕事の大きなやりがいの一つだと思います。
ただ、その華々しい成果の裏には、多くの人の協力があったからこそ。仲間に無茶を聞いてもらうことや、時には遅くまで残業してもらうこともあったでしょう。
お客様にも迷惑をかけ、損失を与えてしまったり、時には喧嘩もした経験もあると思います。それでも、信じて一緒に仕事をしてくれたこと自体が大きな価値になるのではないでしょうか。
もし、信じてなかったら協力をしないし、取引もしないですよね。
✔️そのような人たちと仕事ができたことが一番のメリットだと思います!
【実践】理想の上司になるための鉄則【理想の上司が優れているのは人柄だけではない】

さて、理想の上司になるメリットは十分にご理解いただけたと思います。次は、理想の上司になるための鉄則をご紹介します!ポイントは5つです!
理想の上司は、圧倒的実績を出した経験がある
おそらくどの仕事であっても、誰もが認める実績を出したことのある人は何かと頼られます。一番わかりやすい説得力になるため、理想の上司の条件としては必須でしょう。
わかりやすいのは売上NO.1になったが一番効果的ですね。それ以外にも、他の人が納得する実績であれば何でも大丈夫です。
もし、何の実績もない人から成績のことを言われたら「こいつ自分でやったことないくせに何言ってんだ」ってなりますよね。
実績が全てとまでは言いませんが、これなしに信頼関係を作るのかなり難しいでしょう。
そして、理想の上司は実績を出すための方法論ではなく、心構えや考え方をシェアします。時代も変われば、顧客も違う。自分が成功したからと言って、同じ方法で部下にやらせようとするのは、失敗の元です。(かつて、私の上司は典型的なダメパターンでした・・・)
周りにいる実績を出している人に早速相談して、アドバイスをもらいましょう!
理想の上司は、視野が広く、一緒に働く人のことをよく観察する
あなたはどちらの人と一緒に働きたいですか?
A:常に全体を観て、一人一人の能力を把握しながら、積極的に声をかけてくれる上司
B:雑用や指示だけ出して、自分の予定に全て合わそうとする上司
大体はAですよね。
できる上司は基本的に広く視野を持ち、大きなミスに繋がりそうな細かいところを修正していきます。また、部下のことをよく観てます。ちょっとした態度の変化や体調の具合、一度挨拶しただけで、何かあったのかと言われたこともあります。
また、お客様や取引先にも担当の部下について聞き込みをしています。上司のスタンスによりますが、楽しく働いてほしいと願っている人は多いです。
だからこそむやみに縛り付けたりはしません。基本自由にやらせてくれます。
仕事を大きく広い視野で眺めて、1人でも良いのでじっくり観察してみましょう!
(※じっと見つめたり、頻繁に声をかけると不審者になりますので注意。笑)
広い視野を持つには、妄想で良いので自分が上司になったら、どう仕事を回すか考えて見ることがオススメです。
理想の上司は、気配りと心遣いが半端ない
この気配りが習慣化するとかなり有利です。
細かく言うときりがないですが、実際に上司がやっていたり、私が実践したこといくつか紹介します。
- 大切な日(創業した日など)にお客様が好きなお酒を差し入れる
- 取引先に迷惑をかけた翌日、朝一で手土産と謝罪の挨拶
- 部下の誕生日を全部覚えていて、感謝と小さなプレゼントをする
- 大人数での飲み会では、会場を必ず下見して席順と二次会の動線を確認
- 掃除や雑用などを上司自ら率先して、早く帰るような日を作る などなど
とにかくここで言えることは2つ。
- 相手の喜ぶことを考え、すぐ実践する
- 必要な根回し、心遣いにはお金も時間も労力も惜しむな
最初は面倒で、恥ずかしい、嫌われたらどうしようと思います。ただ、慣れてくると全然気にしなくなりますし、本当に良い理想的な人間関係を作ることができます!
gifteeを使ってお世話になっている人に感謝の言葉とプレゼントを送ってみましょう!
理想の上司は、自分も相手も尊重する
良い上司は、全否定することがほとんどありません。
まずは、相手の意見をしっかり受け止めて、自分の意見とその理由を説明してくれます。
「会社で決まったことだから」で済ませるのは二流です。確かに、会社決定は絶対です。しかし、それをわかりやすく落とし込むのが上司の仕事です。
そして、何より時間を大切にします。
無駄な会議をなくしたり、常に効率化して時短できないかを考えています。なぜなら、その時間で新たな売上を生み出せたり、部下にプライペートを楽しんでほしいからです。常に理想を追い求めています。
周りの人が30分早く帰れる時短アイデアを話し合って見ると面白いですよ!
理想の上司は、ダメな自分も認めている
どんなに理想を求めても、できないことがあるとわかっています。
何回も失敗して、嫌われて、仕事を切られることもあるでしょう。
そういう失敗やダメな自分がいることを部下に話すことで、親近感を持たせてくれます。
できる上司は、どんなことがあってもそれに向き合う勇気を持っています。
優秀な上司は、1人で頑張ろうなんて思っていません。仲間がいてこその上司だと考えています。
ダメな自分を認めて誰かと腹を割って話してみましょう!
理想の上司には、一段高い理想が必要【読んでほしい本の紹介】
ここまで読んでも物足りない人にはオススメの本をご紹介して終わりにしようと思います。
実在した魅力的なリーダーについて細かく書いてあります。仕事にモチベーションの高い方、これから上司になる方ぜひ読んでみてください。
この本の好きな問いかけ。
君は何を試してきたのかね。
私はこの記事を全力で書くことに挑戦しました。
この記事を読んだことで、少しでも理想の姿に近づけることを願っています。